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190 :スカッとする修羅場まとめ 2010/03/05(金) 07:09:08
小中学校の同窓生。小3・4と中2・3は同級生。但し共通の思い出とか全然ない。
予め言っておくと「実は相手が小中学校時代に」の展開もない。

俺は密かに生涯結婚しないと心に決めていたが、実家がド田舎で早婚が普通の感覚だからか25才を越えると親が見合い話をドカドカ持ってくるようになった。
いつも写真や経歴を見ることなく全部断っていたが、ある時母親が電話で「○○(中学)の××△△さん、覚えてる?今度お見合いしてみない?先方は是非会いたいと言ってる」と言ってきた。
その名前で直ぐにオカッパのタヌキ顔が頭に浮かんだ。

俺はこの不意打ちに猛烈に怒ったけど会うことにした。
自分で言うのもなんだが真面目な忄生格だったので「相手が誰か判ったうえで、先方が会いたいと言ってるのに電話だけで断る(要は見た目でパス)のは失礼」だと思ったのだ。
それと変な話だけど、お互い知り合いだから写真も経歴も不要で正式の見合いじゃなくてとりあえず2人で会えばいい(お互い上京していた)とのことだったので、会って「先方からこの話を断ってもらうよう」お願いしようと思った訳。

親から先方の電話番号を教えられ、あとの段取りは俺が組むことになった。日程を調整して会ったのは2週間後。

「久しぶり~」の声とともに見たのはショートボブのタヌキ顔。10年前と全く変わってないw
俺は小中学校の同窓会出たのは高校卒業のときが最後で成人式にも出なかったので、もっぱら聞き役だったが「誰がどこに就職したとか、誰と誰が結婚したとか」同窓生の動向の話で妙に盛り上がった。
その為なんとなく当初の目的であった「お願い」が言えなくなっていた。

2人の初の共同作業はケーキカットじゃなくて、披露宴で紹介されたデキ婚カップル以上に苦しい2人の馴れ初め捏造。
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