月. 11月 25th, 2024

292 :おさかなくわえた名無しさん 2018/08/05(日) 14:43:03 ID:tL/7e68F.net
歯科で治療して貰ってる時に唐突に思い出した

昔ばあちゃん家の側の幼稚園に通ってたんだが、ある日その幼稚園の近所にある歯医者さんから大量のいらなくなった児童書が寄贈された
で、喜んで友達達と寄贈された本を読み漁ってたんだが、隣に座ってたAちゃんが「あっ」と言って何かを手に取った
「なんかあったー!見てみてー!」
と叫んできたので見てみると、Aちゃんの手に細長い銀色の棒状の物があった。両端の先端が尖って少し鎌状だったのを覚えてる
みんなでなんだなんだと騒いでたら、誰かが
「それ歯医者さんで見た!僕それで歯をほじほじされた!」
と言い出し、その物体が歯医者で使う道具だという事が判明した。
用途さえ分かってしまえば、後はもうその日以来、『歯医者さんごっこ』が流行りだした
医者役の子は患者さん役の子の歯を容赦なくほじってた記憶がある

そして時が流れて現在。虫歯になった私は歯医者に行ったのだが、衛生士のお姉さんに歯石取りをして貰おうとお姉さんが上記の器具に似た器具で歯をほじろうとしたので、唐突に過去の記憶が蘇り、色々とお姉さんに話を聞いてた
その器具は「スケーラー」という名前らしく立派な医療器具。どうして児童書に挟まってたのかは不明だがなくした医院は大変な修羅場であっただろうな、とお姉さんは笑ってた

ちなみに素人かつ力加減の知らない子供が健康な歯をほじってたんだから、虫歯とか流行りませんでしたか?と、問われ、確かにその年の歯科検診は引っかかった子が多かった気がする

今でいうと医療ミスっぽい事が間近で起こっていた事がわりと衝撃だった
続きを読む