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802 :修羅場な話 2014/07/24(木) 16:12:05 0.net
父と妹に血の繋がりがなかった
中学一歩手前で両親が離婚し、私達はそろって母のもとへ
父に会えるのは月に二回だけと決められた
離婚が決まった父の様子はどこか以前と違っていた
今でも覚えてるのは不安そうにする私に「何も変わらないよ」と
頭を撫でてくれたが、妹の頭は撫でなかったこと

それは三人であう面会日を繰り返すことに顕著になって
父も表面上私達を平等に扱おうとするんだけど、
端々に漂う、ついでのような妹への振る舞いは隠し切れなかった
例えば父が物を買い与えるとき、いつも姉妹そろって同じものか色違い
私と妹の欲しいものが違えば、必ず私が優先された

妹は姉の欲目を引いても素直ないい子で、
贔屓される私を妬みもしないし父を恨みもしない
だから父に好かれるよう私の真似をして
結局省みられない姿が痛々しくて本当に悲しかった
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