今日の話。
大学でとある就職の採用試験があった。
試験場の設営で彼女共々十数名が駆り出されたんだが、
試験か終わってやれやれ、と思ってたら
友達の一人が慌てて俺の所に来てこっそり耳打ちした。
「A室に怪しいカップルがいる」
俺は好奇心とスケベ心でその友達と現場へ向かった。
A室と繋がっているB室から入り、ガラス戸から中を覗いた。
が、何も見えない。
その時点で、多分誰もいないんだろ、とタカを括った俺はテンション下がり、帰りたくなった。
ところが彼女いない歴20年の友人がチャレンジングにも、
音を立てないように戸を開けるから待ってろ、と言う。
殆ど職人技で、音を立てずに戸を開ける事に成功、
二人で中に入って行った。
「絶対にまだ中にいるはずだ」との自信満々の彼の言葉に
妙に緊張感が高まった。 続きを読む