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129 :鬼女日記 2017/01/15(日) 17:09:17 0.net
流れ読まずに投下。ごめんw


去年の2月、娘がタヒんだんだ。癌だった。
それを遡ること一年前に、ちょうど自治会役員が回ってきた。
娘が余命宣告を受けて3日後のことだった。
持って三年、早くて一年と言われた。
何も考えられなくて、とりあえず、それどころじゃないと自治会の役員に言った。
ちなみに、公団分譲の自治会だ。
その時はみんな事情をわかってくれて、それなら仕方ないと見送ってくれた。それが二年前。
それから一年後、再び役員の打診があったんだが、その頃にはすでに、家族総出で緩和ケア病棟に毎日通っている最中だった。
電話でそのことを告げたら、
「ああ、一年経ったので、もう大丈夫かと思って」
とその年の役員の爺さんに言われた。
なんちゅうか、全身に鳥肌がたった。
グッとこらえて、まぁ、「治って」の意味かもしれないと、スルーしようと思った。

それからしばらくして、うちのポストに手紙が入っていた。
その爺さんからの手紙だ。
最近、PCの扱い方を覚えたばかりと言った感じで、A4用紙に大振りな文字で書かれた手紙が、クリアファイルに入っていた。
ざっと要約すると、
「個人的な事由で、責任を逃れることは誰にもできない。それでもできないというのであれば、誰もが納得する、厳然たる事実を以って、今度の集会で皆さんの前で釈明しろ」


長いと注意されたので次へ
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