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426 :きまぐれ鬼女 2014/01/28(火) 11:50:52 O
五乚スほど失礼。
初めて出来た彼氏を実の“兄”に寝取られた話。
念のため断っておきますが私は女です。
 
中学二年のときの話。
私の家は田舎の小さな町で代々個人商店を営んでいます。両親と祖母、兄と私の五人家族です。
二つ上の兄は成績優秀で、隣の市にある県内でもトップクラスの高校に通っていましたが、いわゆるオタクでルックスには無頓着。暇さえあれば部屋に閉じこもりゲームばかりしているタイプでした。
当時の私は反抗期真っ盛りだったこともあり、友人に胸を張って紹介できないような兄のことは正直嫌いで、ロクに会話もしていませんでした。
 
梅雨入りの頃だったと思います。兄がクラスメイトの友人を家に連れてきました。
兄がたまに連れてくる友人といえば大体は兄と同じようなぱっとしない人ばかりでしたが、その彼はすらりと背が高く、細身だけど筋肉質で彫りの深い顔をしたイケメン。
母に促され「ハイハイ、どうせまたオタク友達でしょ?」と嫌々ながら部屋に飲み物を運んで行ったところ、爽やかな笑顔で「こんにちは」と挨拶され、その場で固まり一目惚れしてしまいました。
彼が帰ってから、さんざん迷いましたが我慢しきれず兄の部屋に行き、彼について尋ねました。
彼の家は離れた市にあるのですが、近くには学力に合う学校が無かったため、ちょうど兄の高校と私たちの家との中ほどのところに下宿しながら通っているそうです。
普段は目を合わせようともしない癖に必タヒに食いつく私に、兄は戸惑いつつ苦笑していました。
それまでも何となく「カッコいいなあ」と憧れる人はいましたが、本格的な初恋は初めて(おかしな表現ですが)だったので、テンションが上がりまくっていたんだと思います。
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