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665 :鬼女日記 2016/05/15(日) 23:04:00 ID:rGAA7u6f.net
高校入ってすぐの頃出会って付き合った彼氏。
彼は6歳上で高校中退していて、「学歴の為とか目的もなく学校に行くのは時間の無駄。自分がやりたい事に没頭すべき」と私も勧められるがまま学校を辞めて駆け落ちした。
彼がすごく大人に思えて、何でも言いなりだった。
気がついたら私がバイトを掛け持ちしながら無職の彼を養ってた。
彼が起きてるときに寝ると毆られるので、仕事の合間しか寝なかった。私名義でたくさん借金作られた。
なんだかもうボロボロで訳が解らなくて、ただタヒなないように生きるのが精一杯だったのに、ひたすら彼が好きで捨てられたくなかった。
ある日彼がテレビを見ていて(どんな番組かは忘れた)
「常識に縛られてでも安定した生活にしがみつく人生送るくらいなら、二人でホーム乚スになっても自由に生きてたいよなー」
と同意を求めるように言ってきて、なんか私の全部が砕け散ってバラバラになったような気がしていきなり冷めた。何故か鈍器で毆れたような衝撃だった。
明け方彼が寝たのを確認してアパートを飛び出し、お金も持ってないし隣県の実家まで丸一日歩いた。
その時もう24歳。9年も一緒に暮らしてて、彼を怒らせる私が悪い、彼への愛が未熟なんだ、もっと愛したいってずっと思ってたのが、あの瞬間音を立てて崩れるように冷めて、後から考えるとなんで惚れてたか不思議。
人生勿体ないことしたなー。
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