月. 11月 25th, 2024
504 :ロミオ伝説|にちゃんまとめ 2015/11/09(月) 04:00:45 ID:Vze
妊娠中の嫁が倒れた時が修羅場だった
嫁は病気の影響で成長できず、149センチの低身長
子供体型のまま大人になり、小顔で童顔だったことから20代前半の時は頻繁に中学生に間違えられていた
どうにか格好や化粧でカバーしても、せいぜい高校生と言われる程度
その嫁が25で妊娠、悪阻が酷くて身なりに気を使えなくなった
少しでも楽なようにと締め付けないシャツにマタニティでも楽に着られるワンピースで生活してた
ある時大きな病院で検査をして欲しいと言われて電車を乗り継いで隣県の県立病院まで行く事になった
悪阻が酷かったので俺も仕事を休んでついて行った
バスに乗って駅に行ったが、道中の事故によるバスの遅延により電車がくるまで30分もあり、嫁が辛そうだったのでがら空きになっているベンチの一つで横にさせた
俺は腹が痛かったので10分位トイレに篭ってしまった
戻ってきたら嫁が女忄生から囲まれていた
すぐに女忄生たちの間に割って入って嫁が悪阻で体調が悪い、今から病院に行くところなのでそっとしておいてほしいと伝えた
女忄生たちは俺をジロジロ見て「こんな子供妊娠させるような男」と忄生犯罪者のようなことを言われた
駅員がホームに常駐しているようなところでは無かったので言いたい放題だった
なんとか嫁を無理に立たせるようなことは避けられたが、正義感ぶって今から子供をおろしにいくんだわ可哀想にとか、こんな年で人杀殳しだとか散々言われていた
そもそも絡まれたのも、嫁がベンチで横になっているのを「スカートなのにはしたない、子供のうちからそんなことを覚えてはだめだ」と老婆心から注意することから始まったそうだ
嫁は情緒不安定になっていたのでその後泣き続けてしまい、病院でフォローを受けるまで大変だった
検査の結果、体が妊娠に耐えられず、このままでは母体が危険だと判断されたため入院になったが
嫁はずっと流産・タヒ産に怯えていたので「人杀殳しになったらどうしよう」と常に不安を顕にしていた
俺は何もできない無気力感、嫁と子供に何かあったらどうしようという不安感で、俺まで共倒れになりそうだった
出産後本格的に嫁の病気の治療ができたので今ではとても強い母になったが、治療が軌道に乗るまでは本当に辛かった
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