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968 :名無しさん@HOME 2012/10/17(水) 17:47:34 O
携帯で改行適当。

「おばあちゃんは僕のお母さんのこと、大嫌いちゃろ」6年前、夕食の支度をしていた私に言った孫息子の一言。
それからしばらくして、じいちゃん、ばあちゃんの私たちには何の予告もなく、同居していた長男一家は出ていった。

「日にちが薬だ」とはよく言ったもので、当時の言葉では言い表すことのできなかった思いも年月とともに薄れていくから不思議だ。
原因はいわゆる「嫁姑問題」で、いま確かに言えるのはどっちもどっちだということ。
人には相性というものがあって、こればかりはどうにもならない。努力以前の問題だと思う。
6年間音沙汰なく、二度と会うことはないだろう、新聞のおくやみ欄でも見てくれるだろうかと思っていた。

ところが先日、孫息子から修学旅行のおみやげが届いた。お守りと生八つ橋で手紙も添えてあった。
私たちのいない雨の夕方、出ていった孫娘、孫息子。板挟みになっていたふたり。元気で生きていてよかった。

NHKのドラマ「梅ちゃん先生」で、頑張って生きていたら神様がご褒美をくれると励ます場面があった。
ドラマのように、ばあちゃんもおはぎのご褒美をあげたいと思う。
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