713 :修羅場な話 2016/02/29(月) 20:09:37 ID:G6J
上の子が修学旅行に行った時、下の子が対抗してwおばあちゃんちに泊りに行った。
珍しいこともあるもんだと旦那の仕事終わりに待ち合わせをして、食事をした。
二人で食事なんて何年ぶりだろうとテンションも上がってビールも少し飲んだ。
帰りの電車の中は席はほぼ埋まっていたけどそこまで満員ではなく、ドア横のスペースに立っていた。
ダンナが「ちょっとトイレに行く」と言ったので荷物を持とうと手を出したらダンナがそのまま歩き出した、
と思ったら、歩き出したのではなくそのままふわーっと前へ揺れてバーン!とノーガードで床に倒れた。
前に立っていたお姉さんがギャーって叫んだ。
そりゃそうだよ、ギリギリ当たらなかったけど自分の足元に人間が倒れてくるんだもん。
私はびっくりして大丈夫?どうしたの?しっかりしてって言いながら体をゆすってみたり、仰向けにしようとするんだけど重くってどうにも動かない。
周りの人は中腰になってこっちの様子をうかがっている。
その中で一人、作業服姿のガタイのいいお兄さんが、自分のカバンを床に置いてダンナを起こしてくれた。
そのころにようやくダンナは目を開けて、すみませんすみませんって言いながら立ち上がろうとした。
お兄さんが座っていた方がいいですよって言ってくれたけど、ダンナは大丈夫です、って言って立ち上がった。
周りにすみません、ありがとうございますって言いながらものすごく汗をかいていた。
どうしたの?気持ち悪いの?って聞いたら「実はものすごく眠たい」って言う。
眠たい?実はうっかり居眠りしちゃってこんな大騒ぎになったの?って思っていたら、また目を閉じて膝から崩れ落ちた。
さっきのお兄さんが様子をうかがっていてくれて支えてくれたので、今度はバターンとは倒れずに済んだ。
でもお兄さんも旦那を支え切れずにそのまま床にずるずると崩れ落ちる。
声をかけても反応はないしカバンを持っている手を離さそうとしてものすごい力が入っていて指をほどくこともできないし、
あ、これは寝ているんじゃない、脳だなと覚悟した。
でも、1分ほどすると目を覚ましてすみませんすみません…と立ち上がる。
でついに緊急ボタンを押した方がいて、次の駅で駅員さんがお出迎え。
電車が駅につくまでの間、お兄さんはずーっとダンナが倒れないようにタックルみたいな感じで旦那を壁に押し付けて支えてくれていた。
駅について駅員さんに手を貸してもらってホームのベンチに座らせた。
駅員さんは救急車を呼びますか?って聞いてくれたけど、明らかに顔色もよくなったし汗も引いてるしで結局断った。
10分ほど駅のホーム座って落ち着いたところで、次の電車に乗って帰った。
その電車の中でもまた一度倒れかけたけど、席が空いていたので座らせると持ち直した。
後から考えたらどうやら「脳貧血」だったみたいです。
立った状態だと脳の血流が足りずに倒れて、横になったり座ったりする(頭の位置が低くなる)と血流が戻って意識がしっかりする。
じっと立っているときはダメだけど、歩くとポンプ機能で血流がよくなるのかしっかりする、という感じでした。
いつもの酒量より少なかったんですけど体調とかの関係もあったんだろうなあ。
それ以来、お酒を外で飲むという日は必ず「電車を待つときにはホームの端に立たないこと」「一本送らせてでもいいから座って帰ってくる」の
二点をお願いしています。
珍しいこともあるもんだと旦那の仕事終わりに待ち合わせをして、食事をした。
二人で食事なんて何年ぶりだろうとテンションも上がってビールも少し飲んだ。
帰りの電車の中は席はほぼ埋まっていたけどそこまで満員ではなく、ドア横のスペースに立っていた。
ダンナが「ちょっとトイレに行く」と言ったので荷物を持とうと手を出したらダンナがそのまま歩き出した、
と思ったら、歩き出したのではなくそのままふわーっと前へ揺れてバーン!とノーガードで床に倒れた。
前に立っていたお姉さんがギャーって叫んだ。
そりゃそうだよ、ギリギリ当たらなかったけど自分の足元に人間が倒れてくるんだもん。
私はびっくりして大丈夫?どうしたの?しっかりしてって言いながら体をゆすってみたり、仰向けにしようとするんだけど重くってどうにも動かない。
周りの人は中腰になってこっちの様子をうかがっている。
その中で一人、作業服姿のガタイのいいお兄さんが、自分のカバンを床に置いてダンナを起こしてくれた。
そのころにようやくダンナは目を開けて、すみませんすみませんって言いながら立ち上がろうとした。
お兄さんが座っていた方がいいですよって言ってくれたけど、ダンナは大丈夫です、って言って立ち上がった。
周りにすみません、ありがとうございますって言いながらものすごく汗をかいていた。
どうしたの?気持ち悪いの?って聞いたら「実はものすごく眠たい」って言う。
眠たい?実はうっかり居眠りしちゃってこんな大騒ぎになったの?って思っていたら、また目を閉じて膝から崩れ落ちた。
さっきのお兄さんが様子をうかがっていてくれて支えてくれたので、今度はバターンとは倒れずに済んだ。
でもお兄さんも旦那を支え切れずにそのまま床にずるずると崩れ落ちる。
声をかけても反応はないしカバンを持っている手を離さそうとしてものすごい力が入っていて指をほどくこともできないし、
あ、これは寝ているんじゃない、脳だなと覚悟した。
でも、1分ほどすると目を覚ましてすみませんすみません…と立ち上がる。
でついに緊急ボタンを押した方がいて、次の駅で駅員さんがお出迎え。
電車が駅につくまでの間、お兄さんはずーっとダンナが倒れないようにタックルみたいな感じで旦那を壁に押し付けて支えてくれていた。
駅について駅員さんに手を貸してもらってホームのベンチに座らせた。
駅員さんは救急車を呼びますか?って聞いてくれたけど、明らかに顔色もよくなったし汗も引いてるしで結局断った。
10分ほど駅のホーム座って落ち着いたところで、次の電車に乗って帰った。
その電車の中でもまた一度倒れかけたけど、席が空いていたので座らせると持ち直した。
後から考えたらどうやら「脳貧血」だったみたいです。
立った状態だと脳の血流が足りずに倒れて、横になったり座ったりする(頭の位置が低くなる)と血流が戻って意識がしっかりする。
じっと立っているときはダメだけど、歩くとポンプ機能で血流がよくなるのかしっかりする、という感じでした。
いつもの酒量より少なかったんですけど体調とかの関係もあったんだろうなあ。
それ以来、お酒を外で飲むという日は必ず「電車を待つときにはホームの端に立たないこと」「一本送らせてでもいいから座って帰ってくる」の
二点をお願いしています。