(ちなみにその本は3歳向けくらいの本で、2歳の男の子用に
本棚に置いてあり、その男の子は家の子に貸してくれたり
していました。)
その事自体は良くある事だし、実際にその子の本なので、
仕方がないのだが、力ずくで取り上げられたらしく、うちの子が、
俺に駆け寄って来て腕に抱きついた。
顔を見ると今までに見たことの無いような顔をして、
泣くのを我慢していたのだがボロボロと泣き出してしまい、
いつもの声をあげる泣き方では無く、嗚咽という感じだった。
しかし、○○ちゃん(姪)の本だからね。仕方が無いよ、
と言っていたのだが、
それを見ていた義兄がその子に
「赤ちゃんなんだから貸してあげれば良いじゃないか。
謝りなさい。」
と言って来た。
女の子は納得いかなかったのだが
渋々「ごめんね。」と言っているのだが、声が小さく、
「もっとちゃんと言わなきゃダメだ。○○ちゃん(家の子の名前)
ごめんねとちゃんと言いなさい。」
と何回か言われて、
謝ったのだが、その後泣き出して部屋を出て行ってしまった。
それを見ていた俺の心には
なんと表現してよいのか分からない感情が湧いてしまった。
本棚に置いてあり、その男の子は家の子に貸してくれたり
していました。)
その事自体は良くある事だし、実際にその子の本なので、
仕方がないのだが、力ずくで取り上げられたらしく、うちの子が、
俺に駆け寄って来て腕に抱きついた。
顔を見ると今までに見たことの無いような顔をして、
泣くのを我慢していたのだがボロボロと泣き出してしまい、
いつもの声をあげる泣き方では無く、嗚咽という感じだった。
しかし、○○ちゃん(姪)の本だからね。仕方が無いよ、
と言っていたのだが、
それを見ていた義兄がその子に
「赤ちゃんなんだから貸してあげれば良いじゃないか。
謝りなさい。」
と言って来た。
女の子は納得いかなかったのだが
渋々「ごめんね。」と言っているのだが、声が小さく、
「もっとちゃんと言わなきゃダメだ。○○ちゃん(家の子の名前)
ごめんねとちゃんと言いなさい。」
と何回か言われて、
謝ったのだが、その後泣き出して部屋を出て行ってしまった。
それを見ていた俺の心には
なんと表現してよいのか分からない感情が湧いてしまった。