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660 :修羅場な話 2007/04/12(木) 14:27:54
伯母(父方長男嫁75歳)から「あんたのお母さんに本当に感謝してるんよ…」としみじみ
言われた事がある。漏れの母親(59歳)は当時10代で留学した経験ありの金持ちの娘で、実子
からみても常識が違うと思うのだが、結婚した当初はもっと凄かったらしい。長男嫁は同居で
厳しいトメに気遣いながらも10年以上たつのに未だ台所を明け渡さず居候扱いで険悪状態なのに
9男の嫁で自分の実家近所に住み、同居の心配もない小娘が憎らしくて、ついトメもいる前で
「私は何一つさせて貰えない状態だから…」みたいな嫌味を言ったらしい。

したら漏れ母「えーっ。でも家事なんて女中がするもんじゃないですかぁ。家事なんて大嫌い。
替わりにやってくれる人がいてラクじゃないですか。女中と違ってタダだし、感謝しなきゃ。
うちも女中が欲しいですよ」とのたまい、驚く長男嫁がなんとか「でもお義母さんは年上だし
敬わないと…」みたいな事を言ったら「ウチのばあやも女中あがりですけど、口うるさくて母
よりも恐かったしちゃんと尊敬してましたよー。仕切りたがりに任せた方がいいって、母も好きな
ようにさせてましたよ」と。トメ、兄嫁ともにあまりの言葉に言い返す事も出来なかったらしい。
トメは漏れ母を「お嬢さん育ちで何も出来ない」と軽く見ていたらしいが、まさか当人から本気
で女中扱いされてるとは思ってもいなかったんだろう。

長男嫁はその時のトメの顔を思い出すたびに笑えて来て、吹っ切れたらしく、仕切りたがりのトメ
を「女中あがりのばあや」だと思って純粋に「ありがとう」と任せる気になったらしい。トメの
方も長男嫁がそう思ってる事がひしひし伝わるが、表面は感謝してるしどうしようもなく、その後
あっさりと台所を明け渡してきて、二人の間は「仕切るのはばあや」的な空気が出来たと言う。
長男嫁は「あんたのお母さん、本気でそう思ってたもんねぇ…。私には思いもつかんかったから
もう可笑しいて…また言うてくれんかと楽しみになったわ」と。

本人は「そんな事言ったかなぁ」と覚えてないが、実子としては、いかにも母が言いそうな
DQN発言だと納得してる。
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