824 :プリンはのみものです。
俺と嫁は子どもの頃同じ施設にいた
施設に来る前は、二人とも親からもう少しでタヒんでたくらいの虐待を受けてた
高卒で就職して二十歳で結婚したが
家族というものがよく分からなくていつも不安だった
ある時嫁が妊娠して不安はピークになった
嫁は虐待の影響でほとんど生理がなくて子どもはできないと思っていた
それが突然の妊娠で嫁も俺もほとんどパニックになった
まともな親になんかなれるわけがない、きっと子供を杀殳してしまうと思った
俺は怖くて最低だがおろしてほしいと嫁に言った
嫁も怖がっていてそうするしかないよねと言った
でも嫁は迷っているようだった
そんな嫁を見ていたら俺もどうして大好きな嫁との間にできた命を消さなきゃならないんだろうと迷いが出てきた
でも絶対に不幸にする、ひどいことをしてしまう、親と同じになってしまう
そればかりぐるぐる考えていた
結論がでないうちに嫁が倒れて病院に運ばれた、切迫流産だった
俺の会社の社長が病院に来てくれて
俺は思わず社長に打ち明けた
自分たちが親になれる人間ではないこと
でもおろす決断もできないこと
そしたら社長は、自分が見張ってて親としてもう駄目だと思ったらすぐに子供を引き取って責任をもって育てると言ってくれた
例えば俺たちが子供を虐待したり、親として失格だったりしたら
子供を杀殳したりひどい目にあわせたりする前に子供を守ってくれると言った
言葉だけじゃなくて、社長の奥さんにもちゃんと話してくれた
施設に来る前は、二人とも親からもう少しでタヒんでたくらいの虐待を受けてた
高卒で就職して二十歳で結婚したが
家族というものがよく分からなくていつも不安だった
ある時嫁が妊娠して不安はピークになった
嫁は虐待の影響でほとんど生理がなくて子どもはできないと思っていた
それが突然の妊娠で嫁も俺もほとんどパニックになった
まともな親になんかなれるわけがない、きっと子供を杀殳してしまうと思った
俺は怖くて最低だがおろしてほしいと嫁に言った
嫁も怖がっていてそうするしかないよねと言った
でも嫁は迷っているようだった
そんな嫁を見ていたら俺もどうして大好きな嫁との間にできた命を消さなきゃならないんだろうと迷いが出てきた
でも絶対に不幸にする、ひどいことをしてしまう、親と同じになってしまう
そればかりぐるぐる考えていた
結論がでないうちに嫁が倒れて病院に運ばれた、切迫流産だった
俺の会社の社長が病院に来てくれて
俺は思わず社長に打ち明けた
自分たちが親になれる人間ではないこと
でもおろす決断もできないこと
そしたら社長は、自分が見張ってて親としてもう駄目だと思ったらすぐに子供を引き取って責任をもって育てると言ってくれた
例えば俺たちが子供を虐待したり、親として失格だったりしたら
子供を杀殳したりひどい目にあわせたりする前に子供を守ってくれると言った
言葉だけじゃなくて、社長の奥さんにもちゃんと話してくれた