土. 11月 23rd, 2024
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363: おさかなくわえた名無しさん 2018/11/07(水) 11:07:24 ID:nUtbs1Sd
10歳位の頃に寝てる間に伸ばしてた髪を母にザクザク切られた。 
それから母が怖くて何となく距離置いてたんだけど、
最近になってなぜあんな事したのか聞いてみた。 
そしたら教えてくれた話が修羅場だった。 


当時アメリカに住んでたんだけど、同じ町にセイハンザイ者が引っ越してきた。
当然町は騒然となって、めちゃくちゃだったらしい。

私の記憶でも例えばスクールバスのバス停まで保護者が迎えに来ないと降ろしてもらえなかったり、
校舎の出入り口に鍵がかかって、先生達が出迎えてたり、
学校の周りにお母さんやおじいちゃんおばあちゃんがたむろってたりしてた。
アメリカの学校は広い敷地に校舎がポンポンと建ってる感じだから
入りやすいっちゃ入りやすい。だから怖かったんだと思う。
塀とか無いし。

あと近所の家の前に、おじいちゃんがプールサイドみたいな椅子に寝そべってて、
玄関の横にライフル?猟に使うタイプの銃身が長い銃?アレ立てかけてたり、
一般的な家はいわゆるオープン外構っていうのが主流だから、塀のない家しか無かったけど、
何か近所の人がお父さんとお兄さんとで夜っぴて塀を作ってたり、
確かに思い出せば何か変だった。

ハンザイに対する危機感って、子供でもちゃんとあるけど、
日本育ちの私はハンザイの意味すらよく分かってなかった。
そんなのテレビドラマとか映画の中の話でしかなくて、現実感ゼロ。
緊張して怖がってる友達の中でぼーっとしてた気がする…

父はアメリカ国内で出張も多く、不在がちだったので母は不安でしょうがなかったそうだ。
まぁもし家にハンザイ者が押し入ってきたら、父がいても太刀打ち出来そうにもないけど。
そして反対集会に出た痩せ型華奢な母が
「なんてみんな逞しいのだろう、私は何てこんなに弱いのだろう」とショックを受けたらしい。
おばあちゃんすら母よりはるかに逞しかったそうだ。容易に想像できる。
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