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403 :鬼女日記 2015/02/18(水) 15:14:56 .net
誰も居ない間に書き逃げる
駄文、乱文失礼

俺が20歳の時に兄貴が8歳の女の子がいるシングルマザーと結婚して、俺と親父が住む家(母親は俺が中学の時に亡くなった)からすぐ近くのアパートで新生活を始めた。

兄嫁さんはメチャクチャ美人だし、近距離とはいえ別居している俺と親父の分まで毎日夕食の準備をしてくれるような優しい女忄生。
その娘である姪も母親似の美少女だし、暇を見つけては(というより毎日)俺と親父の家に顔を出してくれる優しい子だった。
兄貴も兄嫁さんはもちろん、姪のことも本当に大切にしていて『幸せ家族』って言葉を検索したら兄一家と出てくるんじゃないかってくらいに幸せそうだった。

しかし5年後、そんな幸せな生活は兄と兄嫁さんが事故で亡くなるという最悪の結末で終わりと告げた。
通夜と葬儀の間中「私、一人になっちゃった・・・」と鳴き続ける姪の隣でずっと手を握ってやりながら
「俺と親父は姪ちゃんの家族だから、少なくとも姪ちゃんが大人になるくらいまでは生きてるから」と慰め続けていた。
四十九日の法要を終えた後で、兄嫁さん両親と親父と姪とで姪の今後についての話し合いが行われた。
兄嫁さん両親は「自分たちが引き取りたい」と言われたそうだが「おじいいちゃんとあばあちゃん(兄嫁両親)のことは大好きだけど、私はおじいちゃん(親父)と俺くんが許してくれるならこの家に居たい」
との姪の言葉により、親父との養子縁組が決まり姪は義妹になった。

高校受験の時期になり、義妹はあるスポーツで成績を残していたので、県外の私立高校から特待生としての誘いがあったのを「おじいちゃん達と離れられない」と断り、地元の高校へ進学した。

義妹が高校に進学して1年後、今度は親父に癌が見つかった。
それも結構進行していてステージ4B(間違ってないかな)とかいう状態だったらしく、治療も手術での除去も出来なくて投薬と放射線での延命処置しかないみたいなことを医者から告げられた。
結局親父は、それから半年も経たないうちに亡くなってしまい、再び兄嫁両親と義妹の今後についての話し合いがもたれた。
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