124 :殿堂 2021/06/25(金) 16:04:13 ID:YZ.dk.L1
つい先日、結婚式に参列したんだけどそれはそれは素敵な式だった。これぞ結婚式!という感じで、新郎新婦とそのご両親達、みんな仲良くて素敵な家庭なんだなとわかるような式。
列席した友人同僚達も思わず貰い泣きするような場面もあった。
みんなが感動で涙する中、私だけ違う意味で涙が出てきてしまったというか。
本当に、本当にいい式で、お二人共望まれて結婚してこんなに祝ってくれる人がいて、本当に素晴らしいなと。
それに引き換え、私には参列した人達のテーブルを回って御礼を言ってくれる両親も無し。
夫の親族も結婚に興味無し。母親は嫁いびり。
夫は大切にしてくれるとはいえ、きっとこんな式をあげる機会はやって来ない。
子供の頃、レースやキラキラしたものが大好きで、幼稚園でスケッチブックに何枚も描いたような美しいド乚スを着る瞬間も、新しく家族になった誰かに「おめでとう」と祝って貰ったり大切にされる瞬間も私にはやって来ないと思ったら、
心臓が痛かった。
不思議だった。私の親友は、給食費を親に出してもらう為に父親に土下座していたのに。
ある友人は75点のテスト用紙を持ち帰って母親にぶん毆られてアザを作っていた。
ある友人は、夜10時まで親が出かけ、鍵を持たせて貰っていないから家に入ることが出来なかった。
祖父にお風呂を覗かれると悩んでいる子がいた。
弟ばかり贔屓されて私は外食に置いていかれるのだと悩んでいる子がいた。
会う度に父親が変わる子がいた。
私の周りだけが、こんなにも家庭環境が歪で、成人するまでこんな家庭はドラマや漫画の中だけの話しで、実際にはどこも色々あるんだと思ってたから、もう衝撃的だった。
違った。そんな事は無かった。私たちが異質だったのかもしれない。私たちが持たざる者だっただけなのかもしれない。
類は友を呼ぶって事なのか?ちょっとそれにしても集まり過ぎじゃないか。
それぞれみんな頑張ってる。悪いやつなんて1人も居ない。
前世で何かしたのかな。
どうしようも無い、こればかりはお金で買うことなんて出来ない。
まだまだ20前半、だけど私たちに明るい未来はあるんだろうか。この日のための苦労だったと思えるような安らぎの時間はやってくるのだろうか。
「育ち」という呪縛が一生ついてまわるんだと思うと、跡形もなく消えることが出来たらどれだけ幸せな事だろうかと思えてやまない。
列席した友人同僚達も思わず貰い泣きするような場面もあった。
みんなが感動で涙する中、私だけ違う意味で涙が出てきてしまったというか。
本当に、本当にいい式で、お二人共望まれて結婚してこんなに祝ってくれる人がいて、本当に素晴らしいなと。
それに引き換え、私には参列した人達のテーブルを回って御礼を言ってくれる両親も無し。
夫の親族も結婚に興味無し。母親は嫁いびり。
夫は大切にしてくれるとはいえ、きっとこんな式をあげる機会はやって来ない。
子供の頃、レースやキラキラしたものが大好きで、幼稚園でスケッチブックに何枚も描いたような美しいド乚スを着る瞬間も、新しく家族になった誰かに「おめでとう」と祝って貰ったり大切にされる瞬間も私にはやって来ないと思ったら、
心臓が痛かった。
不思議だった。私の親友は、給食費を親に出してもらう為に父親に土下座していたのに。
ある友人は75点のテスト用紙を持ち帰って母親にぶん毆られてアザを作っていた。
ある友人は、夜10時まで親が出かけ、鍵を持たせて貰っていないから家に入ることが出来なかった。
祖父にお風呂を覗かれると悩んでいる子がいた。
弟ばかり贔屓されて私は外食に置いていかれるのだと悩んでいる子がいた。
会う度に父親が変わる子がいた。
私の周りだけが、こんなにも家庭環境が歪で、成人するまでこんな家庭はドラマや漫画の中だけの話しで、実際にはどこも色々あるんだと思ってたから、もう衝撃的だった。
違った。そんな事は無かった。私たちが異質だったのかもしれない。私たちが持たざる者だっただけなのかもしれない。
類は友を呼ぶって事なのか?ちょっとそれにしても集まり過ぎじゃないか。
それぞれみんな頑張ってる。悪いやつなんて1人も居ない。
前世で何かしたのかな。
どうしようも無い、こればかりはお金で買うことなんて出来ない。
まだまだ20前半、だけど私たちに明るい未来はあるんだろうか。この日のための苦労だったと思えるような安らぎの時間はやってくるのだろうか。
「育ち」という呪縛が一生ついてまわるんだと思うと、跡形もなく消えることが出来たらどれだけ幸せな事だろうかと思えてやまない。