日. 11月 24th, 2024
79 :殿堂 2013/08/21(水) 09:01:06 ID:VP4MmlcL
つい最近のこと。駅のホームで電車を待っていた。
程よく田舎なので、駅の大きさの割りに、今の時期は利用者が少ない。
その日も、私以外には、部活帰りっぽい、日焼けした男子高校生のグループ10人くらいが隣の停止線に並んでるくらいで、人はまばらだった。

うわ~、陽炎出てるよ、とか思ってたら、明らかに幼稚園児以下の小さな女の子が、一人で走ってくる。
親が見当たらないのにビックリして、見渡してもやっぱり一人。
やがて、女の子は、男子高生達に行く先を阻まれる形で立ち止まった。

「ん?どうした?」
一人がヤンキー座りになって女の子に尋ねると、次々に男子が座り出す。
「お母さんは?一人?何歳?」
「質問攻めにすんなよ落ち着け」
「名前言える?何ちゃん?」
名前、に反応して、女の子は「あーちゃん!」とお返事。
「あーちゃんか~、いくつ?」
この質問にも「あーちゃん!」とお返事。男子達顔を見合わせ、「うん、あーちゃんだよね」と、苦笑。
「暑くない?平気?」
「あ、俺ポカリある」
「勝手に飲ませない方がいいだろ。アレルギーあるかもしれんし」
「うちわで扇いでやろうか」
「汗かいてるな。あー、でも綺麗なタオルねーわ」
などと、日焼けした坊主頭の集団にもてなされるあーちゃん。
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