朝方まで泣き続けたAとA嫁は、次の日二人とも仕事行かなかった
行けなかったんだけどね
燃え尽きたように、二人とも壁にもたれかかって、廃人みたいになってた
たぶん会社からだろうけど、二人の携帯がけたたましく鳴ってた
二人ともまったく携帯を触ろうとしないから、俺が電話に出て、『夫婦揃って急な熱発です。友人の俺が面倒見てますけど、今日はおそらく無理だろうと思います』と断り入れた
もちろん、そんな状態の二人を放っておくわけにもいかず、俺も休んだ
昨日の夜まで幸せでいっぱいだった部屋は、まるで廃屋みたいに静まり返ってた
天国と地獄……その言葉が、本当によく合ってた
夕方くらいになっても、二人ともピクリとも動かんかった
でも、そのままじゃ何も終わらんのは何となくわかった
とりあえず、Aを呼んでみた
もちろん反応なし
器用な奴なら、ここで気の利いた言葉でもかけてただろうけど、俺頭悪いから何も思い浮かばんかった
死人みたいになってるAの胸ぐら掴んで、思い切り引き上げた
で頬を一発全力ビンタした
A、ようやく俺の顔を見る。すかさず怒鳴ってしまった
俺『しっかりしろ!!俺じゃケジメ付けれん!!お前がしないで誰がするんだよ!!』
Aは何とか俺の顔を見て、小さく『……分かった』って言った
それから、Aはとりあえず俺を帰らせた
なんでも、二人っきりで話がしたいんだと
一応Aには確認した
『ないとは思うけど、下手なことすんなよ?』って言ったら、『安心しろ。ただ話すだけだ』って返って来た
まあ実際、そっから先はA夫婦の話だし、俺はぶっちゃけ言えば部外者
あとはAに任せて俺もそのまま帰宅した
行けなかったんだけどね
燃え尽きたように、二人とも壁にもたれかかって、廃人みたいになってた
たぶん会社からだろうけど、二人の携帯がけたたましく鳴ってた
二人ともまったく携帯を触ろうとしないから、俺が電話に出て、『夫婦揃って急な熱発です。友人の俺が面倒見てますけど、今日はおそらく無理だろうと思います』と断り入れた
もちろん、そんな状態の二人を放っておくわけにもいかず、俺も休んだ
昨日の夜まで幸せでいっぱいだった部屋は、まるで廃屋みたいに静まり返ってた
天国と地獄……その言葉が、本当によく合ってた
夕方くらいになっても、二人ともピクリとも動かんかった
でも、そのままじゃ何も終わらんのは何となくわかった
とりあえず、Aを呼んでみた
もちろん反応なし
器用な奴なら、ここで気の利いた言葉でもかけてただろうけど、俺頭悪いから何も思い浮かばんかった
死人みたいになってるAの胸ぐら掴んで、思い切り引き上げた
で頬を一発全力ビンタした
A、ようやく俺の顔を見る。すかさず怒鳴ってしまった
俺『しっかりしろ!!俺じゃケジメ付けれん!!お前がしないで誰がするんだよ!!』
Aは何とか俺の顔を見て、小さく『……分かった』って言った
それから、Aはとりあえず俺を帰らせた
なんでも、二人っきりで話がしたいんだと
一応Aには確認した
『ないとは思うけど、下手なことすんなよ?』って言ったら、『安心しろ。ただ話すだけだ』って返って来た
まあ実際、そっから先はA夫婦の話だし、俺はぶっちゃけ言えば部外者
あとはAに任せて俺もそのまま帰宅した