金. 11月 22nd, 2024
196 :きまぐれ鬼女 2014/10/29(水) 00:49:27 ID:MDQkHWEtl
父親が自杀殳した時が最大の修羅場だったな。
うちは自営で、家から少し離れた場所に事務所がある。
ある日の夕方、父親から電話があって
「すまん今日は事務所に泊まる」
「えー分かった。じゃあ夕御飯、弁当にして持っていこうか?」
「いや近所のラーメン屋で食べるよ」
「そう?じゃあ思いっきり食べるわ。お疲れ様、じゃあ明日!」
「・・・うん、じゃあな」
これが最後の会話。だから鮮明に覚えてる。今思えば、声に元気がなかった。

翌日、父親がなかなか帰って来ず、遅くなるという電話もないので
父親の携帯に連絡しても応答なし。一時間ほど待ったけれど、折り返しの連絡もなし。
父親は持病持ちなので、まさか・・・と思い、走って事務所へ向かった。
事務所のドアには鍵は掛かってるけど、外には父親の車がある。

やっぱり中で倒れてるんだ!と思い、窓から中を覗いても真っ黒で見えず・・・

泣きながら窓を壊して、事務所の電気を手探りで探して灯りを付けた。
そしたら父親がいたよ、事務所のドアノブの所で
立て膝に近い形で、前のめりになって首釣ってた。

叫びながら父親の身体を触ったら、もうとっくに冷たくなっていた。
なんていうのかな、少し重たい発泡スチロールみたいな、
固くて、重みはあるんだけどかさかさしたような・・すごく奇妙な感触だた。

よく首吊りは目が飛びてて糞尿垂らして~ってあるけど綺麗だったよ。
首には赤紫の痣と、首を吊った時のヘコミが残っていたけど(下着にも若干、染みはあった)
顔は安らかで、本当に眠ってるみたいだった。
続きを読む