金. 11月 22nd, 2024

126 :修羅場な話 2019/10/22(火) 20:04:58 ID:Jd.es.L2
俺の母親は料理自慢で、実際メシウマだったが、家族の好き嫌いをまったく覚えない人だった。
たとえば俺・父・兄は全員マカロニサラダが嫌い。マヨネーズ味にされたマカロニが嫌いで、グラタンなどなら食う。
しかし母は何度もマカロニサラダを作り、皆が残すとキレる。
何度も「マヨネーズ味にされたマカロニが嫌いなだけで、他の調理法なら食べる」と言っているのにキレ、また作っては残されてキレる。
はたまた兄はあるナス料理がトラウマで(理由はちょっとシャレにならないので割愛)、母に何度も説明しているのに作る。
そして単なる好き嫌いだと決めつけ、兄が無理して食って、夜中に吐くと説明を忘れて「吐くほどまずいのかー!」とキレまくる。
家族以外はみんな母を料理上手な良妻賢母だと思っていたから周囲にも言えなかった。
「女というのはこういうもんなんだな」と諦めの境地を抱きながら
成人後に嫁と知り合い結婚。
嫁は一度も食卓にマカロニサラダを出してこない。
昨日勇気を出して「なんで嫌いなの知ってんの?」と聞いたら「付きあう前に飲み会で話してるの聞いた」
「よく覚えてたね?」「好きな人が言ったことは誰でも普通覚えてるよ」
感激すると同時に、そっか、母はそんなに俺らのこと関心なかったんだろうなーとへこんだ。
嫁さん孝行に今夜はケーキ買って帰ります
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