大した話ではないけど、20代の頃の話。
彼男:格好良くは無いが、人当たりがよく意外ともてる。結婚話も出ていた。
客子:彼男の勤めるバーの常連客。大学生。
友達:客子の友達(話にはあんまり関係ない)
彼男はもともと会社員だったが、事故で入院している間に
会社が倒産。次の職場が決まるまでバーでバイトをしていた。
バーと行ってもカジュアルなホストクラブのようなお店で
女の子に営業電話もするし、店員の中には色恋営業をやってる人もいた。
色恋と枕はしないと約束したが、彼男は私の前で堂々と営業電話をするようになり、
デートより同伴・アフターを優先するようになった。
職探しをしてる風でもなく、この状況に限界を感じ、別れるために彼男の家で話し合った。
話し合いの最中、誰かが訪ねてきた。彼男は無視すればいいと言ったが、
しつこいチャイム、ドアを叩く音にただ事ではないと思い、出るように言った。
開けるやいなや入ってきたのは、若い女の子(客子)と友達(女)。
朝から電話もメールも彼男に無視されたので、家まで来たらしい。
よく見れば、何度かバーで会って話したことがある子。
彼男、色恋営業もやってたんだと察した。
客子は彼男の携帯を取り上げるとメールをチェック。
私からの「今から行く」と言う内容のメールを突きつける。
客子「これ何?部屋で会う約束するなんて、浮気者!」
彼男「…違う…」
友達「何が違うの?二人っきりで部屋にいるなんて怪しい!」
その間私はずっと黙っていたら、客子と友達に汚いものを見るように睨まれた。
腹が立ったけど、相手は学生。なるべく丁寧に切れた。