月. 11月 25th, 2024
490: 名無しさん@おーぷん 2015/12/20(日)21:00:05 ID:CL4



ずいぶん昔のことだけど、この季節になると思いだす修羅場。

夫(今は元夫だけど、当時は)が外に女を作って、家に帰って来なくなった。

今ならさっさと別れる知恵も社会状況もあるけど、当時は

「私のどこがいけないんだろう」「いつかあの人の目が覚めてくれるだろうか」とシクシクメソメソ。

娘は小学1年生、「パパはお仕事が忙しくてなかなか帰って来られないんだよ」というのを信じて

たまに夫が顔を出すと、すっとんで抱きついていた。





12月も20日を過ぎた頃(つまり今頃)、夫に離婚を切り出された。

夫は転勤族で、結婚してから2、3年ごとに赴任先が変わっていた。

なんと不倫女とは前の赴任先からの付き合いで、今の赴任先に連れてきていた。

次の赴任先にはその女と2人で行きたいから、離婚したいという。

目の前が真っ暗になった。



タヒのうと思った。妙に律儀に、年内にタヒのうと。

でも娘をどうしよう。夫に渡すくらいなら…。

学校が冬休みになり、「パパは忙しいから、ママと2人で旅行に行こう!」というと喜ぶ娘。

へそくりとか独身時代の貯金とかを持って、当てもなく旅に出た。

当てはないと言っても、気持ちは固まっていた。

一面の真っ白な雪景色の中で…。

書いていて、若い自分があんまりバカでがっかりしてきた。続きます。
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By pomepuu