日. 11月 24th, 2024
895 :名無しさん@おーぷん 2014/10/28(火) 23:13:25 ID:7EznUzZNn
うちの両親は私が中学入学するときに離婚した。
青天の霹靂だったよ。すごく仲が良いと思ってた。
母が言うには「子供にだけは喧嘩を見せたくなかったし気付かれたくなかった」そうで
必要以上に仲良し夫婦を演じていたんだそうだ。
喧嘩ばっかりの両親に育てられる子供はもちろん不幸だけど、
仲良かったはずの親に急に離婚されるのもきつかった。
何が本当なのか分からなくなって親を含めて他人が全然信用できなくなった。
友達も先生も先輩も「優しい顔してるけど裏では…」とか考えちゃって。
それに気づいた母がずっと一緒に寝てくれて、何日も布団の中で色々話をして、やっと吹っ切れたかな。
でも今でも心のどこかで「楽しそうに私と話してるけど、本当はめんどくさい、帰りたいって
思ってるんじゃないか…」って思ってしまう時がある。

当時高校生の姉は最初は一緒に母のところに来たけど、数週間で父の元に行った。
理由は「貧乏暮らし耐えられない」だった。
これも人間不信に拍車をかけた。
母子家庭になって、初めて今までの自分の家が裕福なほうだと気付いた。
持ち物も食事も買ってもらえる文房具も一気に落ちた。
今思えば標準よりちょっと下になったくらいなんだろうけど、
それまでが裕福だった分ショックだった。「うちはお金ないんだ…」って

高校生の姉は見た目や持ち物に気を遣う年齢だから、私よりショックが大きかったんだろう。
父の仕事はエリートと呼ばれる人がなる職種だと大人になって知った。
でも父は養育費も何も払ってなかった。

姉は父の所へ、母は不安定になった私のせいで思うように働けず、母の実家に身を寄せた。
母の家にはもう母の兄夫婦がいたので、私たちは実家近くの公団へ。
祖父母は色々援助してくれたし、私のことも気にかけてくれたので、
母は何とかパートに出てお金を稼ぐことが出来た。
私もバイトして家計を助け、高校を出て就職した。
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