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676: おさかなくわえた名無しさん 2007/05/26(土) 23:35:34 ID:EHRB6V/L
小6くらいのとき、音楽の授業が音楽室で行われる際は 
音楽の先生が適当に決めた席順で座っていた。 
そんで音楽室の机っていうのが、普通の教室にある机とは違って 

     ↓机 
  ┌――┬──┐ 
∥..│ A │...B │ ∥←椅子 
∥..│   │...  │....∥ 
  ├──┼──┤ 
∥..│ 私..│...C │ ∥ 
∥..│   │...  │....∥ 
  └──┴──┘ 

こんな感じ(AA下手でごめん)で、4つの机がくっついた対面式(?)のものだった。 
私の隣にAという男子、Aの真正面にBという女子、そのBの隣がCという男子、 
というように座っていたんだけど、 
この4人は普段特に仲が良いわけでもないから、結構静かな席だった。 

音楽の先生が厳しくて、授業態度にうるさかったから、 
仲いい人同士で集まって無駄に喋って怒られるよりいいか、 
という考えだった私とBとCは、この席に何も不満は無かったのだけど、 
Aだけは、この静かな席に不満があるようだった。 

Aは父親が会社の重役らしく、家がとても大きいらしい。 
しかも母親はとても美人で、留学もやった高学歴だとか。(全て本人談) 
欲しいものは何でも買ってもらえて、何ひとつ不自由ないということを 
いつも自慢げに話していた。 
この自慢は学年中がうんざりするほど知っていたが、 
Aは何度も自慢したいらしくて、授業中だろうと休み時間だろうと 
常に自慢する相手を探していたようだ。
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