土. 11月 23rd, 2024
886: おさかなくわえた名無しさん 2013/08/05(月) ID:KRucE57G
新婚半年ぐらい経った頃のこと。 
その日、旦那は出張中で晩御飯を作らなくても良かったのと、 
前日なんだったか忘れたけどすごく疲れる行事があったので 
パジャマのまま、ベッドの上でゴロゴロして過ごしていた。 
するとピンポォォォ~ン♪とチャイムが鳴った。 
当時はシンプルなチャイムで、モニターみたいな豪華なもんはついてなかった。 
居留守を決め込み音を立てないように無視していたら 
またもやピンポォォォ~ン♪と鳴った。・・・でも無視。 
数秒経ってからまたピンポォォォ~ン♪と鳴ったので 
しつこいなーと思いながら、足音立てないように抜き足差し足で玄関に向かい 
ドアスコープから何処のどいつか見てやろうと静かに近づいたら 
突然ガチャガチャガチャと鍵を回す音が! 
いや音だけでなく、鍵がカチャっと回った。 
何が起こったのか分からなかった。 
頭が真っ白になって固まっていた。 
勢いよくドアが外側に開かれ、ドアチェーンが突っ張って 
ガッチャン!!と大きな音がした。 
それで我に返って悲鳴を上げた。 
同時に階段を駆け下りていく音が聞こえた。 
私は玄関にへたり込んでしまって、しばらく震えてた。 
どれぐらいそのままだったのか覚えてない。 
結構長いこと震えてたと思う。 
気が付いたら泣いてもいた。
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